コロナ禍の最中に増築・完成した新千歳空港国際線ターミナル



海外、特にアジア方面からの便が増えたことを受けて

新千歳空港の国際線ターミナルが増築・完成したのは

ちょうどコロナ禍の最中でした。

以前はハワイアンのホノルル行や

キャセイパシフィックの香港行で利用していましたが、

新しくなってからの利用は今回が初めてです。

この写真のあたりは、増築改装前とあまり変わってしません。

以前はこのカウンターの奥、の白く見える場所に

出国審査へと続く入口がありました。

写真に写っている範囲がこのAとB。

そこからしばらく歩くと

ようやくCとDのカウンターにたどり着きます。

今回利用するキャセイパシフィック航空はCのカウンター。

こちら側が増築されたエリアで、

初めて進むと先が見えず、かなり遠く感じられました。

ちょうど通路を歩いているときに、

「キャセイパシフィック航空の搭乗手続きが始まりました」

というアナウンスが流れました。

搭乗手続きは出発時刻の３時間前からです。

搭乗手続きも出国手続きもスムーズに通過し、

いよいよ制限エリアの中へ。

国際線ターミナル内は”観光客が思う北海道らしさ”が満載です。

アイヌ文様を取り入れたデザインや、

キタキツネ・オジロワシなど

自然をモチーフとした装飾が目を引きます。

制限区域内のフードコートも北海道の味覚がずらり！

そういえば帰りのキャセイ便の個人用ディスプレイの待機画面にも

鮮やかな海鮮丼の写真が表示されていました。

航空会社のラウンジも、以前に比べて

ずいぶん広くなっていました。

黒いスーツ姿の人たちは施設見学の方々のようです。

国際線のラウンジなので料理も充実しており、

オーダー制ではないものの

ホテルの朝食バイキングのような形で、

味噌ラーメンとスープカレーも提供されていました。

ビールの種類がなかったことと、

スパークリングワインがなかったのは少し残念。

ちなみに以前のラウンジはクレジットカード系のラウンジになっているようです。

それにしても国際線ターミナルは

90％どころかほぼ100％外国人利用者。

平日でやや空いていたはずの日でしたが、

この日は近くで日本語を耳にすることがありませんでした。

いまでは訪日観光客の空港として

すっかり定着しているようです。

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