香港国際空港出発ロビーのLABUBU



前回の香港旅行から７年が経ちました。

以前登録していたe-channel（自動化出入境システム）は

前のパスポートの有効期限とともに失効しています。

旧パスポートも持参すれば再登録できたかもしれませんが、

もともと頻繁に香港に行く人のためのシステム。

今のパスポートも残り数年で、次の香港行も未定ですから

なくても特に支障はなさそうです。

2024年から香港では、紙に記入する入国カードが廃止されました。

紙の申告書をなくす流れは世界的で、

ハワイ（アメリカ）も既になくなっています。

ただしアメリカの場合は紙がなくなった代わりに、

渡航前に”ESTA”を取得する必要があります。

しかも最近、そのESTAが値上げされたとの報道も。

私がコロナ前後に行ったのは、オーストラリアもありますが、

オーストラリアも同様に”ETAS”という電子渡航認証が必要で、

こちらも有料です。

それに比べて香港は入国カードもなく、

ESTAやETASのようなの有料システムもなし。

パスポートさえあれば出入国できるのは

やはり気楽でうれしいですね。

香港到着後、入国審査の"Visitors"のレーンには、

ほとんど人がいませんでした。

同じ便に乗ってきたのは、

ほとんどが香港に帰る人たちのようです。

私たちがVisitorsに向かおうとした時、

係員が一瞬だけ首を傾げ、

すぐに赤いパスポートに気づいたようでした。

そのまま案内されてスムーズに入国審査を終え、

荷物を受け取って制限区域を出ました。

帰国する時もキャセイを利用したので、

搭乗手続きはエアポートエクスプレスの九龍駅で完了しました。

といっても、手続きは自体は自動チェックイン機で、

窓口は荷物を預けるだけ。

その後エアポートエクスプレスで空港へ向かいました。

注）JALは駅での手続きはできなくなっています。

空港では保安検査を終え、

人が並んでいる列に向かおうとしたところ、

案内係から指示され、有人ブースではなく、

人が並んでいない、自動化ゲートで

パスポートを読みこませるだけで出国完了。

あっという間に通過してしまい、拍子抜けするほどでした。

（するすると進んだので、記憶が不確かなところがありますが・・・）

入国も出国もほとんど並ぶことなくスムーズに完了。

時間帯にもよるとは思いますが、

これならe-channelがなくても

特に困ることはなさそうです。

７年前より効率的で快適な、香港出入国体験でした。

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