スターフェリーから見える香港故宮博物館



７年ぶりの香港旅行。

その間に「香港故宮博物館」も完成していました。

この九龍駅周辺は急速に開発が進んでいて、

７年前も盛んに工事をしていました。

今も工事中のところはありますが、

大規模な工事はほとんど落ち着いたようです。

海側のWest Kowloon Cultural Districtには、

この博物館や「M+」を始め

芸術関連施設や公園が整備され、

新しい観光の拠点になっています。

アクセスは、MTRのオースティン駅や九龍駅から。

施設を結ぶシャトルバス「文化専線CX1」

（運賃5HKD）が便利です。

以前は無料の循環バスもあったようですが、

今はこのシャトルのみ。

私たちも東尖沙咀から

MTRでオースティン駅に出て利用しました。

旅行の時期はちょうど中国の国慶節。

どこに行っても中国本土からの観光客でいっぱいで、

この博物館も午前中早くからすでに大混雑。

…周囲で日本語は全く耳にしませんでした。

建物は近づくとあまりに大きく、

全体を写真に収められません。

テラスや前庭など、香港島側の景色が広がり

絵になります。

もう一方の港湾側も見える場所はありますが、

どうしても「裏側」という雰囲気。

やはり撮影スポットとしては香港島側ですね（笑）

展示は、常設展（ギャラリー１～７）と

特別展（ギャラリー8・9）に分かれています。

私たちは常設展だけをネットで購入しましたが、

1700年代を中心とする清朝の展示品が多く、

見ごたえ十分。

清は満州族王朝で中国最後の統一王朝。

日本で言うとちょうど江戸時代の頃ですね。

展示品は、フラッシュ禁止ですが、基本的に撮影可能。

実際には、多くの中国人観光客が熱心に撮影していました。

とはいえ、撮ったところで、後から見返してもわからない気がして

私は数枚だけで終わってしまいました。

おまけに、何かで紹介されていた、

しかも、事前情報で少し興味を持っていた展示品も見逃す・・という失態付き。

チケットを購入の際には、

常設展（ギャラリー1～7）と

それに特別展（ギャラリー8・9）を加えたチケットがあり、

どちらを買おうか少し迷いました。

とりあえず常設展のみネットで購入しましたが、

これだけでも十分見ごたえがあり、

時間もかかります。

特別展に特に興味がある場合でなければ

常設展だけで満足できると思います。

館内の大階段での姿も見られました。

余力があれば近くの「M+」も行ってみたかったのですが、

今回は、次の機会にすることにしました。

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